今回は、我が家で稼働している屋外完全自然循環型のメダカ飼育システムをご紹介します。
あくまで「うちではこうやってますよ」という一例ですが、自作でメダカシステムを組んでいる方や、これから挑戦してみたい方の参考になればうれしいです。
◉ システム全体の構成(2025年3月時点)
全体の水量は519リットルです。以下の2つのグループに分かれています。
- 循環グループ|合計399L
- 単独運用グループ(グリーンウォーター用)|合計120L
■ 循環グループ(399L)
- 上段水槽:8L × 16基 = 128L(すべて「テトラ じょうろでキレイ メダカ鉢」使用)
- 中段水槽:20L × 8基 = 160L(同上)
- 濾過水槽:8L × 2基 = 16L(物理・化学・生物の三層濾過)
- ビオトープ水槽:60L(エコ循環の中核)
- 源泉地帯:15L(川構想の名残を活かした自然ゾーン)
合計:399L
水の流れ(昼間の晴天時に稼働)
- ビオトープ → 濾過水槽 → ソーラーポンプ → 上段水槽
- 上段水槽 → オーバーフロー排水 → 中段水槽へ
- 中段水槽 → 自然流下でビオトープへ戻る
ソーラーポンプを使っているため、昼間限定の自然循環になっています。夜間は止水状態になりますが、水量や構造に余裕があるので、過度な心配はありません。
■ 単独運用グループ(120L)
- グリーンウォーター用タライ:60L × 2基 = 120L
- 金魚水槽:金魚9匹を飼育し、高密度な排泄によるグリーンウォーター生成を担っています。
- メダカ混泳タライ:選別外のメダカを複数系統で混泳。観察・記録・実験用として使用しています。
■ その他の設備と構成要素
- 全水槽に「じょうろでキレイ メダカ鉢」を採用しています(8L/20Lともに)
- 水合わせ・予備用として20Lの金魚水槽を1基設置
- 濾過材はウール(物理)+ゼオライト(化学)+貝殻(生物)の三層構成です
- ビオトープと源泉地帯にはアナカリス・ホテイアオイを導入しています
- ヒメタニシ・ヤマトヌマエビ・ミナミヌマエビも導入済みで、藻類対策と微生物供給の役割を担っています
■ このシステムで目指していること
- 水換え不要の安定飼育(自然循環とバクテリアの力を活かします)
- 微生物による栄養循環(ビオトープ→濾過→育成水槽の連携)
- 繁殖・育成の完全内製化(卵・針子・親メダカの各ステージを分離管理)
■ 今後の運用ポイント
- 春の繁殖シーズンに向けて、水槽の再配置とローテーションを調整
- 清掃をしない実験水槽でのエビ・タニシの掃除効果の検証
- 源泉地帯の拡張と自然演出の強化も検討中です
このような屋外システムは、構造の工夫も大切ですが、自然の流れに身を任せながらゆるく楽しめる点が最大の魅力だと感じています。
今後も状況に応じて調整しながら、季節ごとの変化を楽しんでいこうと思います。