【タニシ抜いたら底がキレイに?無換水でも回る我が家の濾過ループ】
最近「お掃除生体」って言葉にちょっと疑問を感じてまして。
ミナミヌマエビもタニシも、“掃除してくれる生き物”として紹介されることが多いんですが、実際に大量に入れてみたら……底がめっちゃ汚れる(笑)
ということで我が家では、思い切ってタニシもエビも一度全抜きしました。
するとどうでしょう。タライの底が明らかに汚れなくなったんです。
フンがないわけじゃないけど、掃除の回数も吸い上げ量も明らかに減少。
結論:「お掃除生体は、掃除もするけどフンもする」。当たり前体操。
【掃除は自分でやるスタイルに変更】
というわけで、最近は底面掃除をシュポシュポでやるのが定番化してきました。
吸い込みすぎないように、先端にストッキングネットをかぶせて、針子や卵は守りつつフンだけ吸い取る方式です。
これが意外と楽しい。
【我が家で使っているアイテム紹介】
今回紹介した掃除スタイルでは、以下の手動ポンプを実際に使用しています。

シュポシュポ系ポンプの中では柔らかくて操作しやすく、吸引力も十分。
ストッキングネットをかぶせて針子を吸わずにフンだけ掃除、という用途にもぴったりでした。
【濾過水槽+中央水槽で循環完結】
中央水槽→ポンプ→濾過水槽→タライ群→中央に戻る
っていう構成で、完全屋外・無電源・無換水を実現中。
底掃除と微生物のバランスさえ崩さなければ、メンテ頻度もめちゃくちゃ減らせます。
ポンプはソーラー式を使っていて、昼間だけしっかり動く仕様。
夜間は止まりますが、水量がある程度あれば循環の余熱と酸素保持で十分安定します。
完全無電源で動かせるので、屋外運用との相性はバツグンです。
【我が家で使っているアイテム紹介】
今回の濾過構成では、以下のソーラーポンプを実際に使用しています。

昼間にだけ動作するタイプのソーラーポンプ。
電源不要でタライやビオトープにぴったりです。
無電源で屋外循環を回したい方にはかなりおすすめ。
回収した汚水は、そのまま中央水槽に戻してます。
中央にはお掃除生体チームと水草が控えていて、
さらにポンプで濾過水槽に揚水して循環しています。
これで全体の水を無理なく回せるようになっていて、
定期的な換水は不要。
自然な微生物バランスと、最低限の人の手で水質が保ててます。
いわゆる“水換えしないメダカ飼育”、こういう仕組みならちゃんと成立するんです。